カーボンリム用ブレーキシュー
カーボンリム用ブレーキシューとして現在SWISSSTOPのイエローキングとブラックプリンスを出品中です。どう違うのか?SWISSSTOPはホイールメーカーの保証や推奨を重視しておりますとの事ですが・・・?
イエローキングもブラックプリンスも材質的にはゴム系のシューで固い部類に入ります。
つまりリムへの攻撃性も高い方の部類に入りますが、ウェット性能とか効き具合や耐摩耗性はゴム系が優れます
イエローキングは出たころはアルミ、カーボン兼用との事でしたが、今はカーボンリム用としか謳っていません。ホイールをアルミ、カーボンと変更してもシューを変えなくて済むのはまあ楽と言えば楽ですが…。
代理店のフタバさんのHPにはイエローキングは初期制動に優れ、TT向け。ブラックプリンスはアップダウンのあるコースで細かなブレーキコントロールが求められるシチュエーション向けと書かれています。
個人的にはダウンヒルのブレーキングは初期制動に優れ、握りこんでいった奥でもコントロールしやすいのが好みですが、(そんなのがあればですが(笑))
ブラックプリンスは初期が効かなくて、あわてて握りこむと急に制動が立ち上がり扱いにくいと感じる場面もあります。
ホイール指定のレイノルズは初期はよく効くのですが、鳴きまくるので微妙なトーイン調整が必要です。あとシューがぶ厚いのでホイール交換時には6800アルテグラのブレーキに干渉してしまいます。イエローキングはまだ試していませんが、形状からするとレイノルズよりの性能かも知れません。
シューとリムの相性は使ってみなければわからない部分もあり難しいです。
シューの性能とは別にリム側の性能もあります。ブレーキ面にヤスリ状の加工がしてあったりすると効きだけの性能はとりあえず確保出来たりします。カーボンリムにアルミリム並みの効きを求める方はこういう視点でもホイール選びをしてみてはいかがでしょうか?
話がそれてしまいましたが、効き味で選べば初期制動のイエローキング、コントロール性のブラックプリンス。ホイールへの優しさでは発熱の少ないブラックプリンス。経済性と利便性ででいうとアルミリムにも使えてぶ厚いイエローキングと結論付けておきましょう。