BR-R8000 アルテグラ・デュアルピボット・ブレーキキャリパー
今年の6月に発売されたNewアルテグラは、ディスクブレーキへの対応、ワイドレシオ、ワイドリム化への対応等が主な仕様変更ですが、細かく見ればシマノらしく着実にアップデートしているようです。それでいて価格がほぼ同じというのもシマノらしい。
私のターマックコンプは6800アルテグラですが、6800シリーズは電動化への対応が施されており、クランクやチェーンリングの剛性感がアップし変速性能が上がったそうです。
特にフロントでインナーからアウターにあげる時は一瞬で変速し、感動したものです。
今回はFDやRDにも手が入って変速性能もあがり、更によりコンパクトになりました。
しかし、今回自分の自転車に付けたいと思ったのは、ブレーキです。
カーボンホイールにしてから、下りでのブレーキングに不安が残り、ブレーキシューをSWISSSTOPのブラックプリンスEVOに替えたり、シューの取り付け位置をトーインに替えたりしましたが、改善には至っていません。
ブラックプリンスEVOは初期制動は穏やかで、握りこんでいくと急に制動が立ち上がる感じで慣れないと非常に怖い思いをします。同じブラックプリンスでもPROは初期制動重視のようですがまだ試していません。温度に強いのはEVOなのでカーボンホイール向けなのですが・・・
R8000のデュアルピボット・ブレーキキャリパーは左右のピボットををつなぐブレーキブースターが新たに採用され剛性アップを果たしています。これにより、よりリニアなブレーキフィールが実現されたという報告もあります。
ワイドリムにも対応しているので、ドラゴンホイールに標準のレイノルズのぶ厚いシューをつけても干渉する心配はなくなるでしょう。
なので、近々交換してみたいと思います。